cytoz

ネトゲの話と、時々日常と。

いまさらEP3の話

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なんとなくイベントクロニクルを見かえしていて思ったことなど。

EP3ってハルコタンの話と、Ep1から続いてたダークファルス戦の総括とが交互に来てて、しかも総括の方にいままで回収されてなかった伏線の回収が全部ぶちこまれてたせいもあり、いまいち "安藤" の言動に自分の気持が寄り添う余裕のないまま終わってしまってたよなあって。まあ、これは配信直後に散々愚痴ったけども。

お話としてはありがちだけど悪くない。仮にうちの "安藤" が元々マトイ大好きっ子の設定だったなら、違和感もなくすんなり受け入れて涙ボロボロ流しながらマトイたん~~~ってなってたかもしれないと思う程度には。

ただ、それでもやっぱ、闇堕ちするなら闇堕ちするで、もすこし "安藤" のままでの失敗シーンが欲しかったなあという気はする。何度も何度も繰り返し、そのたびにマトイと出会い別れて。

大好きな人を助けられなかった時、自分がタイムリープ能力を持っていたら、きっと巻き戻して過去を変えたくなるだろう。

「時を巻き戻してやり直せたらなあ」と、現実でも思ったりする時があるしね。

だいたい一回かそこらやりなおしたくらいでハッピーエンドになるはずがないんだ。 ほむほむとかオカリンとか、ねえw 他の作品だけど。たまたま「その時」は変えられたとしても、「その時」だけで済むはずがないんだ。 外れを引いてやりなおすたびにシャッフルされるハイアンドローのカードを引くがごとく、危機は何度も訪れる。

失敗するたび何度も時を巻き戻して巻き戻して、そして、いつか、心が折れて……。

そうした積み重ねを体験した果てに、何度繰り返しても救いきれなかった絶望から闇堕ちし、それでもなお世界と自分を犠牲にしてマトイを救えればいいというラストシーンにつながってたなら。

ま、ネトゲのストーリーで延々ループ話やらされたらぶちきれる人も出てきそうだし、そこはそういう感じの流れがあったんですよって自分で想像しろってことなのだろうかなw